市役所の給料ってどれぐらい?

「役所たかひさ」のゆる~いブログ(2020.7.6)

 公務員の給料は、法律と条例で給料表が決まっているので、おおむね国や自治体ごとに毎年発表される平均年齢と年収で分かります。地方自治体では、一般的に都市部や財政が豊かなところほど年収が高くなる傾向があり、また、組織の規模によってもかなり差が出てきます。都市部の政令市と田舎の村役場では年収に大きな差が出ます。

 私がいた市役所は、神奈川県という人口の多い県の市役所だったため、全国の自治体の中では、比較的年収が高かったかもしれません。でも、県内ではもっと年収が高いところが多くあったため、平均的だったと思います。

 公務員の給料について私の例を参考までに言うと、学生時代の友人3人と年に1回は会食の機会をずっと持ち続けていますが、30年以上公務員であった私の年収が民間企業に勤める友人たち3人の年収を超えたことはたぶん1度もなかったと思います。正直なところやっぱり公務員って給料は安いなぁと、年に1回会った時に毎回感じていましたね。

・働くということはお金ではない。

・仕事を前向きに一生懸命やっていればお金は後からついてくる。

・民間企業が自社の利益の最大化を使命としていることとは違い、公務員は、国民・市民の幸せの最大化を目指すことが使命であり給料は民間企業の平均ぐらいが妥当ではないか。

など様々な考え方があると思います。

 いずれにしても公務員の給料がどのぐらいであるかよりも、適正な水準がどのぐらいなのかについて、引き続き高い透明性を維持し、客観的に見て公正・公平性が保たれつつ一般の国民・市民やそこで働く公務員も含めて皆が納得できるものでなければならないのであろうと思いますが…

難しいですね…