公務員を目指す方へ

「役所たかひさ」のゆる~いブログ(2020.7.5)

公務員になるためにはまず公務員試験に合格する必要があります。そうすると採用候補者名簿に載るので、欠員が生じれば名簿に従って欠員の補充のための採用をしていくという流れになります。

公務員になるためには、試験に合格すればよいわけですが、これが大変な時期があります。実際、私も採用試験の試験監督を経験しているのでわかりますが、景気が悪くなるとびっくりするぐらいの採用倍率になります。はっきり言って、何十倍の競争率となると、合格するほうが凄すぎると思ってしまうぐらいです。

なので、世の中の経済の状況が良くないときは、公務員になるのは簡単ではありません。外部環境の影響が大きいので、景気が良いときは、民間企業の採用意欲が旺盛となり、待遇等も公務員に比べて良くなり、公務員を目指す人が減ります。結果、倍率が下がり、合格のハードルが低くなります。こうした経済の状況というのは自分でコントロールすることはできないので、はっきり言って運ですよね。

もし何十倍の倍率のときに公務員になろうとすると、試験で問題を解く実力があって、面接を失敗せず、さらに運が必要ということになります。 これから公務員を目指している人にとって今は外部環境がよくないかもしれません。でも状況は変化すると思うので、悲観的にならず、当日の体調管理も含めて落ち着いてまずは全力で目の前の試験を突破できるよう頑張ってください。