行政書士入会申請に必要な書類とは?
「役所たかひさ」のゆる~いブログ
行政書士になるには、行政書士となる資格を得た上で、各都道府県の行政書士会を経由して、日本行政書士会連合会の登録を受けることが必要です。
それでは、行政書士として日本行政書士会連合会の登録を受けるためには、どのような書類が必要になるのでしょうか。
神奈川県行政書士会を例に提出書類を添付順に見てみます。なお、提出書類は、正本・副本の各一通で副本は正本の写しでもよく、ただし、押印は必要となります。
(1)行政書士登録申請書
(2)住民票の写し(本籍地の記載されている提出の日前3か月以内のもの)
(3)履歴書(所定の用紙を使用)
(4)資格を証する書面(試験合格者:合格証書の写し、税理士等:登録機関発行の証明書の原本添付、公務員行政事務担当機関20年以上の者(高卒以上の者は17年以上):所定の公務員職歴証明書の用紙による)
(5)誓約書(所定の用紙を使用)
(6)身分証明書(「破産手続き開始の決定を受けて復権を得ない者に該当しない者である旨」のみを証明しているもので、提出日前3か月以内のもの)
(7)事務所の位置図(最寄りの駅、停留所から事務所予定地までの略図(A4)(インターネットの地図を印刷でも可))
(8)事務所の平面図(事務所としての位置、内部の事務機器の配置が確認できる見取図)
(9)事務所の外観及び内部の写真
(10)入会届
などです。いろいろな書類が必要です。
準備を始めてしまえば揃えるまでにそれほど大変な書類はないと思います。
ただし、最終的に事務所として適当と認められるかは日本行政書士会連合会が判断すると思うので要件をきちんとクリアしていないと登録できないことも考えられます。
事務所として業務を行うために必要な設備など示されているものがありますので、各都道府県の行政書士会のホームページの入会案内をみて漏れがないか確認した方が良いと思います。また、登録を希望される方で疑問点があれば早めに各都道府県にある行政書士会事務局に確認されることをお勧めします。